イスラエルの未来型戦車がゲーセンすぎる

前面フルビジョンにタッチパッドの未来型戦車

未来型戦車コックピット

前方に広がる景色を映し出すモニターに加えて手元にはタッチパッドらしきインターフェース。ゲームセンターにあるコクピット型の筐体内部か、はたまたゲーム好きの金持ちがこだわって作ったゲームルームかと思いきや、これは現在イスラエルで開発中の戦車の内部だという。アメリカの爆撃機や偵察機がモニターを見ながら遠隔操作を行う映像などを見たときに、まるでゲームだなという印象を持った記憶があるが、これもまたアーケードゲームに限りなく近い印象を覚えてしまった。

家庭用ビデオゲームコントローラーで操作

これは3年前にイスラエル国防省がイスラエル国内3社に開発を依頼した未来の戦闘用車両の試作機で、センサーやカメラはもちろん、人工知能(AI)などを駆使し、自動での走行や目標識別も可能だという。デモ動画を見るとタッチパッドや家庭用ビデオゲームのコントローラーを駆使し走行、GPSか何かと連動しているのか俯瞰からの映像や人の動き具合などもモニターに映し出されている。かなり体感で操作できそうなインタフェースになっており、テレビゲーム世代にとってはそれこそゲーム感覚で操作できてしまいそうな雰囲気だ。

 

ガンダムを操縦しているかのようなコクピットも

3種類ほど紹介されている中でも一番戦闘に特化されたような戦車は、前方のビジョンに加えて、それぞれの席に180度覆うコの字型の三面ビジョンを設置できる構造になっている。そのビジョンもまたタッチパッド式になっている。こちらの戦車はスティックタイプの操縦桿になっており、まるでガンダムを操縦しているかのような雰囲気のコクピットだ。

 

ビデオゲームの達人がエースパイロットになる日も近い?

パトレイバー&グリフォン
画像引用『dアニメストア

筆者はこのコクピットやビデオゲームのコントローラーなどを見たときに、ゆうきまさみ氏のマンガ「機動警察パトレイバー」に登場するゲーム好きの少年「バド」を思い出してしまった。操作に慣れるのが難しい「パトレイバー」という歩行型ロボットを普段から操る主人公が、四苦八苦しているゲームを、そのバドはいとも簡単にクリアし、ハイスコアを叩きだしてしまうのだ。そして、その少年はその後主人公の前に驚異的な性能をもつロボット「グリフォン」を操る天才パイロットとして、主人公の前に立ちふさがるのだ。冒頭の爆撃機や偵察機の話もそうだが、近い将来、ビデオゲームが上手いというスキルがエースパイロット候補の条件…なんて日も来るかもしれない。

 

参考:AFPBB News