「きのこ・たけのこ論争」を終結させるリーサルウェポンは『たきのこの山里』!?

「きのこ・たけのこ論争」に決着をつける「きのこ・たけのこ総選挙」

『きのこ・たけのこ総選挙』サイト画像

日本のお菓子界に長年にわたって巻き起こっている論争「きのこ・たけのこ論争」。姉妹商品である明治のチョコレートスナック菓子「きのこの山」と「たけのこの里」のどちらが美味しいかという論争である。筆者はちなみにクッキー部分が「たけのこの里」の方が好みなのでたけのこ派である。
そんな論争に答えを出そうと明治が開催しているのが「きのこ・たけのこ総選挙」。どちらが好みか「買って投票」、「ハッシュタグ投票」、「WEB投票」の3つの方法で投票してもらうことで、決着をつけようというものだ。

 

昨年の総選挙は「たけのこ党」が勝利

リニューアルされた『きのこの山』『たけのこの里』

2001年に明治が実施した「きのこ・たけのこ総選挙」ではたけのこの里が勝利。2018年に明治が17年ぶりに実施した「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018」では、「たけのこ党」が6,931,220票、「きのこ党」が6,761,773票、「どっちも党」が2,238,204票となり、僅差でたけのこの里が勝利した。そして、今年も来る8月5日よりこの総選挙が始まっている。選挙期間は12月2日10時までの約4カ月。きのこ党の党首は嵐の松本潤、たけのこ党の党首はなんと三輪明宏だ。「きのこの山」「たけのこの里」ともに、中身とパッケージを11年ぶりにリニューアル、チョコレートと焼き菓子の味のバランスを見直したということなので、昨年と違った結果になる可能性もあるかもしれない。

『きのこの山たけのこの里国民総選挙2019』特設サイト

 

総選挙ではなく「きのこ・たけのこ論争」に終止符を打つ「たきのこの山里」

『たきのこの山里』パッケージ

しかし、この総選挙という方法と別の方法でこの「きのこ・たけのこ論争」に終止符を打とうという人物が現れた。高知県に住む美術教師の橋村政海氏(58)だ。今月5日、橋村氏のツイッター「橋村政海 漫画館」に投稿された画像には「きのこの山」と「たけのこの里」とよく似た「たきのこの山里」というパッケージが。パッケージのメーカー名を「明治」ではなく「昭和」にするなど細かいところまで遊び心が加えられている。
その中身と思われるものは、その名の通り2つを合体させたようなフォルムになっており、チョコがかかったクッキーのベースの上にきのこ・たけのこが1つずつペアとなり生えている。ただし、これは本物のお菓子ではなく粘土で作られているパロディ作品。食べられないのだ。橋村氏は「きのこ派もたけのこ派も仲良くしてほしい」という思いでこの作品を作ったという。橋村氏の作品は粘土なので当然食べられないが、もし明治がこの「たきのこの山里」を食べられるお菓子として商品化する日が来るとしたなら、それは「きのこ・たけのこ論争」を終結させるリーサルウェポンとなるだろう。

『たきのこの山里』中身

 

その他にも定番菓子のパロディ作品が

『アポロの山』

橋村氏はこの他にもいくつも定番菓子のパロディ作品を作っている。きのこの山のきのこ部分がアポロになっている「アポロの山」かっぱえびせんの先に河童の顔が描かれている「伝説のかっぱえびせん」柿の種にコアラのマーチが描かれている「コアラの柿の種」のなどなど…なぜ橋村氏はこのような作品を作り続けているのか。そこには生徒たちに「もっとおもしろいことをやっていんだ。美術って自由に作っていいんだ」そんなメッセージが伝わっていればいいなという思いがあるという。美術には、何の素養もない筆者だが、こんな先生に教わっていたら美術の「び」の字ぐらいは学ぼうと思っていたかもしれない。

『伝説のかっぱえびせん』

 

参考:withnews IROIRO ねとらぼ