日本の“ホワイトハッカー”のレベルは世界水準まで到達出来るのか?

日本のサイバー・セキュリティ水準は低い、米国に20年ほど遅れを取っている。

日本政府、ホワイトハッカーの育成に力を入れる
画像『ロイター』より引用

近年、“ブラックハッカー”によるサイバー犯罪の増加により、多くの政府機関や企業が情報の漏洩・改ざん・破壊に頭を悩ませています。

2017年のデータになりますが、国立研究開発法人情報通信研究機構が調べたとこによると、世界各地から日本に向けて行われたサイバー攻撃は驚愕の“1504億件”以上あり、過去最高になったというのです。

また、インターネットに接続している機器が受けた攻撃の件数は、1台当たり約56万件とのことです。これらのサイバー犯罪に対抗するのが、高いセキュリティ技術を持つ“ホワイトハッカー”と呼ばれるセキュリティエンジニアです。増加の一途をたどるサイバー犯罪により、ホワイトハッカーに関する注目や需要は年々高まっているのです。

●日本のサイバー・セキュリティ水準の低さを露呈
日本のサイバー・セキュリティのレベルは『技術大国』『技術立国』の看板とは裏腹に、驚くほど低く、2003年に政府の委託で調査したときは「米国に20年、韓国に10年ほど遅れている」と結論せざるを得ないほど醜いものだったのです。

“技術的”には米国に2~3年の遅れということですが、一旦水準を上げると安住してしまう日本に対して、世界の先進国は常に最高水準を目指しているのです。

また、日本の政府・企業の体制も日本のハッカーレベルが遅れを取った原因となったのではないでしょうか。因みに、米国企業はハッカーの雇用に前向きで、高額の報酬を得る者も存在しますが、日本はこれとは逆で、セキュリティー部門の人間が出世する実例は少なく、レベルの高い日本人ハッカーが海外に流出しつつあるという問題も抱えているのです。

カラ吉
カラ吉
ホワイトハッカーの育成が急務だね!今はホワイトハッカーになるための専門の学校もあるんだね!
ネコ坊
ネコ坊
その通りですね。官民一体となって協力し、育成に励んでもらいたいものです。
カラ吉
カラ吉
どうせやるなら世界で一番を目指してほしい!日本人が本気を出せばできるはずだよ!

ホワイトハッカーの育成、政府一体となって取り組む=菅官房長官
[東京 29日 ロイター] – 菅義偉官房長官は29日午後の会見で、ハッカーなどの攻撃から政府機関の情報を守るいわゆる「ホワイトハッカー」の育成などをどのように図るのかとの質問に対し、政府一体でしっかりと取り組んでいきたいとの見解を示した。

菅長官は、サイバーセキュリティー確保に向けた人材の育成は「突出した能力のある人材の発掘、確保、育成に対し、政府一体となってしっかりと取り組んでいきたい」と語った。

引用元:ロイター